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プログラミングのはなし

return 文に括弧をつけない

次のプログラムには誤りが含まれています。わかりますか?

SAMPLE
CODE
// OS  に 100 を返却するプログラム
int main()
{
    int nReturnValue = 100;

    retrun( nReturnValue );
}

答えは、「return のスペルが間違っている」です。C++ のコンパイラでワーニングレベルを最高にしていれば「プロトタイプがない」という警告が出るのですぐに気づく間違いですが、古いコンパイラではプロトタイプが必須ではないためリンクエラーになります。

ちょっとしたことですが、次のように書く習慣をつけておくともっと早い時期にこの間違いに気づくことができます。

SAMPLE
CODE
// OS  に 100 を返却するプログラム
int main()
{
    int nReturnValue = 100;

    retrun nReturnValue;
}

どんなに小さなことでも、より良い方法を選択するのがプロというものです。くだらないスペルミスにいらいらする時間を節約して、もっと建設的な仕事にあてましょう。

もしあたなが管理職なら「return 文には括弧をつけないこと」という規則を設けた方が良いのは言うまでもありません。return 1個につき括弧を2つ入力する分の人件費を削減できるからです。1人のプログラマが1日に10個の return を書くとすると、あなたの部で1日当たりに削減できるコストはかなりの額になります。
(あ、もちろん冗談ですよ。管理職には冗談の通じない方が多いので念のため断っておかないとね!)

(「プログラミングのはなし」は1998年1月から1999年1月にかけて作成されたコンテンツです。)