作る人・使う人 - PART2 |
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作る人のセンス |
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使いやすいインターフェイスを考案するにはどうしたら良いでしょうか。つまり、「こうすればばっちり使いやすくなる」というような確実な方法はあるでしょうか。ううむ、どうもなさそうな気がします。こればかりは、作る人のセンスにまかせるしかないようです。 |
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ただ、少なくとも、使う人の気持ちになってデザインできる能力が必要だということだけは言えそうです。自分が作った関数を使う人がいるのだということをしっかり意識できるだけの想像力とも言えるでしょう。 |
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私の場合 |
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参考までに、私がどうしているか紹介します。 |
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まず、インターフェイスを決めてしまいます。実装をはじめてしまうとどうしてもコーディング上の制約に引っ張られてインターフェイスの使いやすさに対する妥協がうまれてしまうので、実装をはじめる前にインターフェイスを決めたいのです。そのためには、まず実際に使ってみます。と言ってもまだ実物があるわけではないので、自分にとって一番使いやすい形を想像しながら使用例のプログラムを書きます。実装がどれだけ大変になりそうかはとりあえず考えないようにします。自分のわがままなリクエストを全部聞いて作ってくれる人がどこかにいるようなつもりで、それはもう好き勝手に書きます。 |
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こうして一番使いやすい形が決まったら、あとは実装するだけです。使いやすい形は実装しにくい場合が多いですが、そこは我慢です。自分が我慢すれば、使う人たちが救われるのです。ただし例外として、どうしても実行時の効率がひどく悪くなる場合は使う人たちにある程度我慢してもらって実装の都合がつくインターフェイスにする必要があります。 |
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さて、実際の作業工程では関数を作る人とそれを使う人の実装スケジュールが重なっている場合が多いでしょう。そういう場合は先にインターフェイスだけ公開する必要があるわけですが、その際にインターフェイスを決めるときに書いた架空のプログラムをサンプルコードとして一緒に公開すると喜ばれます。別に使う人にゴマスリをしろと言っているわけではありません。サンプルコードを渡せば、作る側が思いもよらないような誤った使われ方を防ぐ効果があります。 |
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どうでしょう?このやり方が気に入ったら、ぜひ試してみてください。 |
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(「コーディングの向こう側」は2000年4月から2001年5月にかけて作成されたコンテンツです。)