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コーディングの向こう側

考える速さに追いつけ! - PART1

ローテク度

アイディアメモ

設計のアイディアをまとめるとき、どんなツールを使っていますか?

アイディアが今まさに湧き出しているときに、ワープロやドローツールでいきなり厳密な図を描こうとするのはうまいやり方とは言えません。たとえば「ここのデータ構造はバイナリツリーにするとうまくいきそう・・・」という考えが浮かんだときに、正確な四角でノードを描いて、まっすぐな矢印でリンクを描く必要はないですね。そんなことをしている間にせっかくのアイディアもかれてしまうというものです。

私がおすすめしたいのは、積極的に紙とペンを使うことです。ゆがんだ四角でも、ぐにゃぐにゃの矢印でも構うことはありません。湧き出すアイディアを、考える速さで視覚化することが重要です。清書は、考えがすっかりまとまってからゆっくりやれば良いのです(そのときは手書きのメモが残っているので、もうアイディアが消えてしまう心配はありません)。

いつも手元にメモ用紙を置いておきましょう。プリントアウトしたソースコードや書き損じのドキュメントがたくさんあるでしょう?そういうのを裏返して置いておきましょう。それから、ペンは1色では足りないかもしれません。3色くらいは用意しておいた方が良いでしょう。自分が気に入っている文房具を使うというのも良いかも知れません。私は文房具店をぶらつくのが好きなのですが、自分で選んだペンを使う方が会社の備品で済ますよりも効率が上がるような気がします(んー、これは気のせいかも)。

混乱したときも紙とペン

コーディングをしているうちにだんだん混乱してきて、どうにも行き詰まってしまう場合がありますね。そういうときは、無理にキーボードにしがみついていないほうが良いようです。キーボードから手を離して、紙に図を書いてみましょう。たいていこれでうまくいきます。視覚化することで、今まで頭の中でもやもやしていたイメージが明確になり、混乱がおさまります。

え、これからはペーパーレスの時代じゃないのかって?確かに全般的にはそうでしょう。それでも、やっぱり紙とペンが一番という場面はたくさんあります。ハイテクを担うのが SE という仕事ですが、ついでに「ローテク」も使いこなしてしまいましょ!

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(「コーディングの向こう側」は2000年4月から2001年5月にかけて作成されたコンテンツです。)