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コーディングの向こう側

言葉の濃度 - PART1

言われてみればそうかもしれない度

どことなくズレている

言葉には、濃度があると思う。

きちんと話し合いをして納得したはずなのに、どうもいまひとつピンとこないということはないですか?理路整然とした話し合いによって結論を出したはずなのに、どうも納得がいかないと言うことはないでしょうか?それはもしかすると、言葉の「濃さ」が不適切だったせいかもしれません。

不適切な濃さで話すと・・・

たとえば株取引の専門家に、「私は最近オンライントレードをはじめたんですが、IT株はこれからどうなるのでしょうか?」という質問をしたとします。その答えが「慎重に動向を見守る必要があるでしょう」だったらどうです?これでは全然答えになっていませんね。言葉が「薄すぎて」何も表現していません。上の質問で期待していた答えは「すぐ売りなさい」とか「今は待ちなさい」というようなものだったはずです。

例をもうひとつ。新米 SE が先輩 SE に「バブルソートってどうやるんですか?」と聞いたらどうでしょう。優しい先輩ならたぶん丁寧にバブルソートの方法を教えるでしょう。でも新米 SE が本当に必要だったのはバブルソートではなくて、ただのソートだったのかもしれません。そうだとしたら、先ほどの質問は言葉が「濃すぎた」のです。本当は「ばらばらのデータを小さい順に並べるにはどうしたらいいんですか?」と聞くべきだったのです。そうすればもっと早いソート(たとえば C 言語なら qsort)を使うことができたかもしれません。

職人を乗り越えろ!

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(「コーディングの向こう側」は2000年4月から2001年5月にかけて作成されたコンテンツです。)